とても危険な睡眠時無呼吸症候群(SAS)
睡眠を取っていても日中体がだるい
いびきでも気をつけなければいけないものが、睡眠時無呼吸症候群です。これは睡眠中に呼吸をしていないということになる、とても危険なものです。
よくある症状としては、睡眠時間は多いのに、日中体がだるいというものです。睡眠を取っていても、呼吸をしていない時間がありますから、体の疲れは取れていません。
怖いのは、交通事故を起こす危険性がとても高いということです。集中力がなく、体も重くなっています。毎日運転するという人は早く治療をして、いびきを止めることが重要です。
熟睡できていませんから、夜中トイレに起きる回数が増えます。それに内臓にも負担がかかり、病気を引き起こす可能性が高くなってしまいます。
無呼吸という名のとおり、呼吸が寝ている時に止まっています。そして空気を一度に吐き出すために、いびきとなって聞こえてくるのです。
音もとても大きくなります。通常のいびきとは異なります。脳に空気が入っていきませんから、脳梗塞や脳卒中が心配です。血中酸素の数値も高くなります。血液関係の病気にはくれぐれも気をつけるようにしましょう。
耳鼻科で診てもらうほか、呼吸器内科や循環器などで診察を受けることができます。治療をしておかないと、そのうち病気になるということを忘れないでおきましょう。